中国の歴史

中国というと、「中国四千年の歴史」という言葉を思い浮かべる方も多いですが、これは中国最初の国家とも言われる「夏」が、紀元前2千年ころに誕生したことからだと思われます。しかし、中国に関する歴史としては、その前に三皇五帝の時代がありますし、世界4大文明のひとつである「黄河文明」は、紀元前7千年頃からあったと言われています。さらに近年では、もっと古くから文明があったとされる遺跡が見つかっていて、紀元前14000年頃から「長江文明」があったとされています。これに対して、日本では古代国家の形成時期が、3世紀説・5世紀説・7世紀説となっていて、仮に最古の3世紀説が正しかったとしても、日本は中国より国家の形成時期が遅いということになります。

ただし、国家の歴史は古いのですが、争いも多く、有名な三国志の「魏・呉・蜀」のように、複数の国家に分断されていた時期も多くあります。なお、現在の中国は、正式名称を「中華人民共和国」と言いますが、この国家になったのは1949年のことで、それ以前は「中華民国」となっており、現在でも台湾島に「中華民国」の政府があります。現在では「中華人民共和国」と「中華民国」の間に経済的な交流があり、それぞれの首都の間に直行便が就航していますし、お互いの国に就職する人も増えています。

このような歴史の背景には、多くの民族が中国にあることも関係しているとも言われ、現在の中国政府が認めている民族だけでも、国民の約9割を占める漢民族以外に、55の民族があります。実際に歴代の国家を見てみると、「元」はモンゴル民族であるチンギス・ハーンが支配していますし、「清」の時代は、現在では満州族と呼ばれる女真族が支配していました。日本は多民族国家ではないので、このような中国の民族間の争いがありませんが、中国では政治に不満を持った人々の革命や、民族間による紛争などの歴史もあります。

しかし、多民族国家であり、色々な民族が国を収めたことで、その時代ごとに色々な文化があり、しかも、その文化に関する遺跡も多く残っていますので、中国を旅行する際は、色々な歴史を学んでおくと、その時代に思いを馳せたりすることもできて、さらに感慨深く見ることができるでしょう。また、中国と日本の間には、元寇や日清戦争、満州事変、日中戦争など、色々な争いをしてきたこともありますので、中国の歴史を調べておくと同時に、日本と中国の関連性も調べておくと良いでしょう。

 

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