西安の観光について
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西安のある陝西省は、中国西部の中でも治安のいいところだと言われています。省都である西安は、過去4つの王朝時代で中心として栄えた地で、シルクロードの東端の地でもあります。西安は中国の主要な都市からの空のアクセスもよく、他の場所へ向かうための経由地として最適です。列車の旅も北京からアクセスもよく、最短6時間、500元くらいで行くことができます。西安に向かう旅の途中、山西省の平遥古城などの魅力的な観光地に行くもよし、旅を充実させることができます。

・西安について
西安は中国史上最も多くの王朝の都となった街です。また、中国文明の発祥地として、世界四大文明古都に西安はローマとカイロ、アテネとともに認められています。西安といえば兵馬俑坑。兵馬俑坑は世界遺産にも登録されており、世界八大奇跡とよばれるミステリアスな遺跡があり、現代まで最もよく保存されている世界最大規模の古城壁があります。
西安を訪れるなら、兵馬俑を見たり、大雁塔を観光したり、陝西歴史博物館を訪れるのがおすすめです。そこで、西安に行ったらぜひ訪れたい観光スポットを6つほどご紹介したいと思います。

・おすすめの観光スポット
1. 兵馬俑
中国で最もおすすめの観光スポットの1つ、兵馬俑は中国を訪れるならぜひ見ていただきたい観光スポットです。2200年前の戦国時代には中国最強とされ、中国を統一に導いた軍隊をモデルにしている精密な陶製模型は、兵、馬、戦車など数万規模の実物大で、、当時の様子を詳しく現代に伝えています。兵馬俑は考古学的価値の非常に高い遺跡の一つであり、20世紀最大発見の一つとも言われているのです。

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2. 大雁塔
大雁塔は648年、唐の三代目の高宗李治が皇太子の時、生母文徳皇后の冥福を祈って建てられた慈恩寺の境内に立つ塔です。この塔は、西安のシンボルになっています。市の南4キロ地位置し、当時、規模はかなり大きかったのですが、唐代末期の戦乱期に焼き払われてしまい、現存するのは当時の十分の一の規模となっています。
652年にインドから帰国した玄奘三蔵法師の願いによって、経典を保存する塔として五層構造で建てられました。則天武后時代に十層となり、その後の戦乱などで、現在は七層、高さは64メートルとなっています。

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3. 鐘鼓楼
西安の中心地、城壁内にある木造建築で、すでに600年の歴史がある。高さは36メートル。見た目は三階あるように見えるが、中に入って見ると二階しかない。釘を一切使わず、継ぎ目のない一本柱様式の珍しい建物である。上部には大きな鐘が一つ吊るされ、昔はは人々に時を知らせていたという。600年の歴史がある木造建築で、見た目は三階あるように見えますが、中に入ると二階建てであることがわかります。鐘楼から見た鼓楼には、 大きな太鼓がある

4. 陝西歴史博物館
陝西歴史博物館は唐代の建築様式を取り入れた博物館で、原始社会から明時代までの中国の長い歴史を代表する貴重な文化財が収蔵され、その数は37万点、そのうちの6千点ほどが常時展示されています。陝西歴史博物館では中国の五千年の歴史を一度に巡ることができます。

5. 西安古城壁
西安の古城壁は、完全保存されている世界最大の古代城壁としてよく知られ、厚さが高さより大きい堅固な城壁です。世界で最も整った古代の軍事砦でもある古城壁は、唐の長安城を基礎として、明の洪武年間(1370年~1378年)にかけ、レンガを積み重ねて築かれました。周囲13912メートル、高さ12メートル、底の幅18メートル、頂部の広さ15メートルの城壁をもちます。

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6. 崋山
崋山(西岳)は陝西西安から東に120kmほど離れた崋陰市に位置する中国最大規模の観光地でもあります。中国の五大名山、五岳の中でもその険しさで有名です。特に、朝日を見るのにおすすめなのが東峰です。
崋山には名所や旧跡もたくさんあり、廟宇や道教の寺院などが随所に見られます。

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